神経放射線診断学において、Neuroradiologyがとても役立ちますよ、ということを以前お話ししましたが、
最新号(Volume 62, Issue 3, March 2020)から、下記3論文を紹介します。
「Cerebral aneurysm in a giant perivascular space. (Neuroradiology 2020;62(3):271–272.)」
こんなところに脳動脈瘤がはまり込むんですね。
「Brain miliary enhancement. (Neuroradiology 2020;62(3):283-300.)」
中枢神経系における粟粒状増強を呈する疾患の総説です。
Glial fibrillary acidic protein (GFAP) meningoencephalomyelitisは最近よく報告されていますし、Vitamin B12 deficiencyでも認める(本当かどうかは微妙)らしいです。
教育的なmyxoma-related intracranial diseasesの症例を紹介しています。
ついでに、最近のChest誌に、おすすめな総説がでていたので紹介します。
びまん性肺疾患のCT読影手順の総説です。
若手のかたは、ぜひご一読下さい。
他の神経放射線(画像)診断学において役立つ雑誌の紹介は、こちら。
(https://ocu-radiology.jp/news/news-1667/)
(https://ocu-radiology.jp/news/news-1209/)
(https://ocu-radiology.jp/news/news-942/)