神経放射線(画像)診断学において役立つ雑誌を紹介します。
それは、Clinical Neuroradiology です。
Springer発行の領域別画像診断雑誌の一つで、神経放射線学領域を扱っています。
The German, Austrian, and Swiss Societies of Neuroradiologyの学会雑誌です。
学会抄録号以外に、年4回発刊されています。
神経放射線診断学雑誌の中では最も臨床色が強いためか、人気が高くなったようで、最近では同じSpringer発行の「Neuroradiology」誌よりもImpact Factorが高くなっています。
総説、Case series、症例報告、Freiburg Neuropathology Case Conferenceというradiologic-pathologic correlationのクイズコーナーなどもあり、初心者にとってもとっつきやすいと思います。
最新号(Volume 27, Issue 4, December 2017.)から、下記の論文を紹介します。
美しいわかりやすいシェーマと表や放射線画像が豊富な脊髄病変の教育的な総説です。
下記のようなTipsも盛りだくさんです。
T1 hypointensity, which is never seen in MS lesions, may reflect the more complicated clinical course in NMOSD with incomplete remission and persistent neurological symptoms.
他の神経放射線(画像)診断学において役立つ雑誌の紹介は、こちら。
(https://ocu-radiology.jp/news/news-942/)
他のSpringer発行の領域別画像診断雑誌の紹介は、こちら。
(https://ocu-radiology.jp/news/news-882/)
(https://ocu-radiology.jp/news/news-1067/)