<論文紹介:Insights into Imaging 2023;14(1):Article number: 45.>

画像診断総説雑誌として、「Insights into Imaging」誌がとても役立ちますよ、ということを以前お話ししましたね。
最近では、総説以外の原著論文も多いです。

最新号「Volume 14, issue 1, December 2023」から、下記論文を紹介します。

Does clinical decision support system promote expert consensus for appropriate imaging referrals? Chest–abdominal–pelvis CT as a case study.(Insights into Imaging 2023;14(1):Article number: 45.)

救急での胸腹部骨盤CT検査が、実際にはどの程度適切であったかが論じられています。
非特異的な腹痛・腎不全疑い・倦怠感といった依頼内容の時には、CT検査が不要であったケースが多いらしいです。
ESR iGuideに沿って判断すると、85%のCT検査依頼が不適切で、特に胸部CT検査は不要となっています。

本論文は、2023年2月13日に配信しました、下記と似たような趣旨です。
Did medical doctors who order abdominal CT scans during on-call hours truly become worse at clinical reasoning? Yes, they did. (European Radiology 2023;33(2):1015-1021.)

 

 

他のInsights into Imaging関連は、こちら。
https://ocu-radiology.jp/news/news-1916/ )
https://ocu-radiology.jp/news/news-1454/)