小児神経・頭頚部放射線診断学に役立つ本を紹介します。
それは、「Fetal, Neonatal and Pediatric Neuroradiology, 1st Edition」です。
洋書ですが、簡潔な箇条書き解説と大変美しい画像が満載で、眺めているだけでも学習できます。
正常アトラスとしても大変役立ちます。
最後の章では、画像による鑑別一覧表があり、なんとDTIやMRSでの鑑別点まで言及されています。
非常に丁寧に練られた教科書で、個人的には、ここ最近発刊された洋書・和書の中で、ベストではと思うほどです。
小児神経放射線診断学の教科書は、「チョードリー先生と学ぶ 小児神経画像エッセンシャルズ(2019.4)」やBarkovichのバイブル「Pediatric Neuroimaging, 6th ed.(2018.5)」以来の名著発刊で、もしかすると学習するという観点からは、これらを凌駕しているかもしれません。
そのほかのおすすめ書籍は、こちら。
(https://ocu-radiology.jp/news/news-4016/)
ジェネラリストと学ぶ 総合画像診断 -臨床に生かす!画像の読み方・考え方-
(https://ocu-radiology.jp/news/news-2419/)
神経内科疾患の画像診断 第2版
(https://ocu-radiology.jp/news/news-2170/)
胸部X線カゲヨミ 「異常陰影なし」と言い切るために
(https://ocu-radiology.jp/news/news-871/):
レジデントのための腹部画像教室
(https://ocu-radiology.jp/page-426/)
(https://www.amazon.co.jp/%E7%94%BB%E5%83%8F%E8%A8%BA%E6%96%AD%E3%82%92%E8%80%83%E3%81%88%E3%82%8B-%E7%AC%AC2%E7%89%88-%E8%A5%BF%E6%9D%91%E4%B8%80%E9%9B%85/dp/4780908957)
(文責:下野 太郎)