今回は、小児放射線(画像)診断学において役立つ雑誌を紹介します。
それは、日本小児放射線学会雑誌です。
本雑誌は、日本小児放射線学会の学会誌です。
第33巻第2号から、J-STAGEで、オープンアクセスで見ることができます。
第33巻第1号より以前のバックナンバーは、下記サイトで、オープンアクセスで見ることができます。
(http://www.medicalk.net/jspr_journal/journal_Backnumber.html)
J-STAGE掲載の最新号(第33巻第2号:第53回日本小児放射線学会学術集会“Pediatric radiology is fun!”より)は、
素晴らしい総説が目白押しで全て勉強になりますが、その中でも特に下記論文を紹介します。
「小児虐待にかかわるようになって30年.医師としての晩年を迎えて思うこと. (33(2):97-121.)」
私は、強く心を打たれました。
相原 敏則先生の玉稿です。
もしかすると、相原先生の最後の御原稿かもしれません。
最後の(特に)「註」まで、ぜひ丁寧にお読みください。
小児放射線診断学だけでなく、全てに通じるお話です。
私は、残念ながら相原先生と同じ職場で勤務をしたことはありませんが、
ご執筆されたお仕事から、多くのことを学ばさせていただきました。
深謝いたします。
(文責:下野 太郎)